乳がん治療経過例

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乳がん に対する 遺伝子治療 経過例

今回は 乳がん に対する 遺伝子治療 経過例 です。

患者さんは、40歳代女性の方で、当院の乳腺エコー検査で左乳房に径10mm程度の腫瘍が発見され、病理検査で癌と診断されました。 早期の乳がんで、標準治療としての外科切除で根治の可能性が大きいと判断し、乳がん手術経験の豊富な入院施設に紹介しました
。 そこで手術治療の方向で進んでいたのですが、改めてご本人と、ご主人が当院を訪れ、「標準治療に関する説明を受けたが、どうしても手術や化学療法は受けたくない。北青山Dクリニックで実施している遺伝子治療を受けたい。」と切願してきました。
遺伝子治療はエビデンスがしっかりとあるわけではなく、現在の標準治療に寄り早期乳がんは極めて高い確率で根治できるため、再考して標準治療に進むことを説得しました。

しかし、本人とご主人の決意は固く、遺伝子治療で経過が悪ければ改めて標準治療を考える、実験的治療で構わないので遺伝子治療を提供して欲しいとのこと。
結果として、2010年7月から遺伝子治療が開始されました。
左乳がん局所への注射と点滴治療が主となり通院治療で対応しました。治療時には一時的な発熱はありましたが特に大きな副作用はなく経過しました。毎回エコーで治療経過を患者さんに供覧しながら慎重に治療を重ねましたが、少しずつ病巣が縮小するような印象でした。半年から1年に1回はMRI検査も実施し治療経過を確認しました。
MRI検査は、提携している画像検査専門医療機関に委託したのですが、治療開始当時は、標準治療を受けない患者さんに対して問診医が「けしからん」というような態度だったとのことですが、治療が経過していくうちに病巣が縮小していくため、最近はむしろ治療経過を興味を持って見守る姿勢になった、と患者さんは報告してくれました。

写真は、定期的に撮影してきたMRI写真です。白く明るく不整形に染まっている部分が病変部ですが、治療経過と共に徐々に小さくなっているのがわかると思います。

※MRIアンギオ写真

①2011年12/12
乳がん に対する 遺伝子治療 経過例1

②2012年11/23
乳がん に対する 遺伝子治療 経過例2

③2013年12/13
乳がん に対する 遺伝子治療 経過例3

④2014年06/03
乳がん に対する 遺伝子治療 経過例

⑤2014年12/16
乳がん に対する 遺伝子治療 経過例5

この方は、早期がんでありながら遺伝子治療を選択した極めて貴重な方で、遺伝子治療以外一切の治療を行っていないので、慎重に経過を追っています。本人は治っていると感じており、画像上がんが完全に消失することを期待しています。
我々も気を引き締めて治療を継続していきたいと考えています。

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