がんの遺伝子治療「CDC6shRNA治療」

治療効果を高める工夫

CDC6shRNA治療薬の血中残存時間は数時間です。
そのため、がん細胞の周囲の組織またはがん細胞に栄養を送る血管で、可能な限り薬剤濃度を高めることが重要となります。
濃度を高めるには、がん細胞への直接注入がもっとも効果的ですが、直接注入が困難な場合は、カテーテルを用いてがん細胞を栄養する血管へ薬剤を送達します。

※カテーテルの挿入場所や誘導経路は、がんの存在場所に応じて決定します。
※カテーテルによる治療は1時間程度の外来治療(血管内治療)になります。

がん遺伝子治療薬の送達経路

①エコー(超音波)などを用いて直接注射
がんの位置を確認しながら皮膚の上から注射します。
効果が高いだけでなく、安全性に優れ、体に負担の少ない方法です。

②(胃など)内視鏡を用いて直接注射
内視鏡画像でがんを確認し、注射します。
施術中は静脈麻酔をおこなうので痛みの心配はありません。(眠っているうちに施術が終了する)

③腹腔内に散布
腹膜播種に対して、①と同様にエコーを用いて皮膚を介して注射します。
局所麻酔と静脈麻酔を併用することで、痛みのない治療を実現しています。

④カテーテルを用いて栄養血管に注射
乳がん・肝臓がんなどで用いられます。直接注射も可能ですが、複数の送達経路を用意することで、がん細胞への治療薬の送達率を高めています。

⑤点滴で全身に投与
静脈への点滴から薬剤を投与し、全身へ送達します。

送達経路

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